漢詩を読む

杜甫や李白の漢詩を読みます

Ads by Google

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

使至塞上

単車欲問辺
属国過居延
征蓬出漢塞
帰雁入胡天
大漠孤煙直
長河落日円
蕭関逢候騎
都護在燕然

〔読み下し文〕
単車もて辺を問わんと欲し
属国 居延を過ぐ
征蓬 漢塞を出で
帰雁 胡天に入る
大漠 孤煙 直に
長河 落日 円なり
蕭関にて候騎に逢えば
都護は燕然に在りと

《日本語訳》
一台の車で、辺境視察のために、
典属国のわたしは遥かな居延をめざす。
風のまにまに転がる蓬にも似たわが身は漢の塞を出て、
北に帰る雁と同じく異境の空の下に入った。
砂漠にまっすぐ立ち上るひとすじの煙、
黄河の源に丸い夕日が落ちてゆく。
蕭漢で斥候の騎兵に尋ねたら、
将軍はもう燕山においでとか。
  1. 2006/12/09(土) 06:30:15|
  2. 王維