白也詩無敵
飄然思不群
清新臾開府
俊逸鮑参軍
渭北春天樹
江東日暮雲
何時一尊酒
重与細論文
《読み下し文》
白や 詩に敵なし
飄然として思いは群ならず
清新なるは臾開府
俊逸なる鮑参軍
渭北 春天の樹
江東日暮の雲
何の時か一尊の酒をもて
重ねて与に細かに文を論ぜん
【日本語訳】
李白よ、あなたは詩にかけては天下無敵、
飄然として、詩想はずば抜けています。
あなたの詩の新鮮さは?信のようだし、
あか抜けていることは鮑照のようです。
いま私は渭北にあって、春空の並樹を見ながらあなたを思っていますが、
あなたも江東にあって、日暮の雲をながめながら、私を思っておられるでしょう。
いつの日にか、同じ樽の酒を酌み交わしながら、
もう一度一緒に、つぶさに文学を語り合いたいものです。
白也と呼びかけるところに何とも言えず親しみが感じられますね。
ヘッセの作品ではありませんが、男子間の情には女性の入り込む余地はないように思えてしまいます。
- 2007/02/01(木) 02:36:35|
- 杜甫
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