摧折不自守
秋風吹若何
暫時花戴雪
幾処葉沈波
体弱春苗早
叢長夜露多
江湖後揺落
亦恐歳蹉?
《読み下し文》
蒹葭
摧折 自ら守らず
秋風吹くこと若何
暫時 花 雪を戴き
幾処か 葉 波に沈む
体弱く 春苗早し
叢長くして 夜露多し
江湖 後れて揺落す
亦た恐る 歳に蹉?たるを
【日本語訳】
くだけて折れて、自分の身を守れない。
秋風がいったいどのように吹きつけたのか。
しばらくは穂花が雪をかぶったように白いが、
あちこちで葉が波間に沈んでしまった。
その身は弱いけれども、春の新しい苗は早くも生える。
その草むらはたけが長いので、夜露に濡れることも多い。
田舎の地方にあって葉が枯れるのが遅いが、
毎年毎年衰えていくのが心配だ。
- 2007/01/26(金) 22:58:08|
- 杜甫
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